雨の日や花粉の季節、帰宅が遅くなる日など、洗濯物を外に干せない日は意外と多いですよね。
「部屋干しをすると、なかなか乾かない」
「洗濯物の生乾き臭が気になる」
「梅雨になると、クローゼットや洗面所までジメジメする」
このようなお悩みから、シャープの衣類乾燥除湿機「CV-S71」と「CV-T71」が気になっている方も多いのではないでしょうか。
ところが、2つの型番を見比べても、見た目やスペックがよく似ています。
「新しいCV-T71を選んだほうがいいの?」
「型落ちのCV-S71でも十分?」
「性能がほぼ同じなら、安いほうを買っても大丈夫?」
そんな疑問を感じてしまいますよね。
結論からお伝えすると、CV-S71とCV-T71は、除湿能力やタンク容量、本体サイズ、消費電力などの基本性能がほぼ同じです。
そのため、選ぶときに大切なのは、細かな性能差を探すことではありません。
価格を重視するならCV-S71、価格差が小さければ新しいCV-T71を選ぶのが、わかりやすい判断方法です。
この記事では、家電に詳しくない方にもわかりやすいように、CV-S71とCV-T71の違いや共通点、電気代、衣類乾燥の使いやすさを丁寧に解説します。
ご家庭に合うのはどちらなのか、購入前に一緒に確認していきましょう。
CV-S71とCV-T71はどっちがいい?最初に結論
CV-S71とCV-T71のどちらにするか迷ったときは、次のように選ぶとわかりやすいです。
CV-S71がおすすめなのは、型落ちモデルを少しでも安く購入したい方です。
一方、CV-T71がおすすめなのは、価格差があまりなく、できるだけ新しいモデルを選びたい方です。
2機種の主な性能はほぼ同じなので、CV-T71を選んだからといって、除湿能力や衣類乾燥の速さが大きく向上するわけではありません。
反対に、CV-S71が型落ちだからといって、基本的な除湿性能が大きく劣るわけでもありません。
そのため、購入時には次の順番で判断するのがおすすめです。
- CV-S71とCV-T71の販売価格を比較する
- 送料やポイント還元を含めた実質価格を確認する
- 保証期間や販売店の信頼性を確認する
- 価格差が小さければCV-T71を選ぶ
- CV-S71が十分に安ければCV-S71を選ぶ
たとえば、CV-S71がCV-T71よりもはっきり安く、保証内容にも問題がなければ、CV-S71はとても選びやすいモデルです。
反対に、価格差がわずかしかない場合は、製造時期が新しい可能性が高いCV-T71を選んだほうが、気持ちよく長く使いやすいでしょう。
CV-S71がおすすめな方
CV-S71は、次のような方に向いています。
- ・購入価格をできるだけ抑えたい
- ・新旧モデルの性能が同じなら安いほうを選びたい
- ・型落ちモデルでも気にならない
- ・新品で保証が付いていれば問題ない
- ・1~2人分ほどの部屋干しに使いたい
CV-S71は旧モデルですが、主要な除湿性能や衣類乾燥性能はCV-T71と同等です。
販売店の在庫処分やセールなどで安くなっている場合は、コストパフォーマンスのよい選択肢になります。
CV-T71がおすすめな方
CV-T71は、次のような方に向いています。
- できるだけ新しいモデルを購入したい
- 旧モデルとの価格差が小さい
- 長期保管された在庫品をできるだけ避けたい
- 購入後の安心感を重視したい
- 同じ価格なら新しい型番を選びたい
CV-T71はCV-S71の後の世代にあたるモデルです。
ただし、基本性能はほぼ同じなので、「新しいから除湿力が大幅に高い」というわけではありません。
あくまで、価格差が小さいときに選びやすいモデルと考えるとよいでしょう。
迷ったときの選び方
どうしても決めきれない場合は、次のように考えてみてください。
安さを優先したいならCV-S71、安心感や新しさを優先したいならCV-T71です。
ただし、型落ちのCV-S71は在庫が少なくなると、かえって価格が上がることがあります。
「型落ちだから必ず安い」と思い込まず、購入する日の価格を比べることが大切です。
CV-S71とCV-T71の違いを比較
CV-S71とCV-T71は型番が異なりますが、公式仕様を確認すると、除湿能力、衣類乾燥時間、消費電力、運転音、タンク容量、本体サイズ、重さなどは同じです。
購入判断に関係する主な違いは、発売された世代と販売価格、在庫状況です。
まずは、基本情報を一覧で見てみましょう。
| 比較項目 | CV-S71 | CV-T71 |
|---|---|---|
| モデル | 旧モデル | CV-S71より新しいモデル |
| 除湿方式 | コンプレッサー方式 | コンプレッサー方式 |
| 定格除湿能力 | 6.3/7.1L/日 | 6.3/7.1L/日 |
| 衣類乾燥時間 | 約167分 | 約167分 |
| 衣類乾燥1回の電気代目安 | 約17円 | 約17円 |
| タンク容量 | 約2.5L | 約2.5L |
| 連続排水 | 対応 | 対応 |
| 本体サイズ | 幅303×奥行203×高さ524mm | 幅303×奥行203×高さ524mm |
| 重さ | 約9.6kg | 約9.6kg |
| プラズマクラスター | プラズマクラスター7000 | プラズマクラスター7000 |
| 選び方 | 安ければおすすめ | 価格差が小さければおすすめ |
ご覧のとおり、毎日の使いやすさを左右する基本的な数字は同じです。
違いは発売された世代
CV-S71とCV-T71の最もわかりやすい違いは、発売された世代です。
CV-T71はCV-S71よりも後の世代にあたります。
家電は、型番のアルファベット部分が変わることで、年度や世代が区別されている場合があります。
ただし、毎年必ず大きな機能変更が行われるわけではありません。
今回の2機種については、公式仕様上の主要な数値が共通しているため、世代が新しいCV-T71を選んでも、除湿能力や乾燥時間が大幅に変わるわけではありません。
「新しいモデルだから、洗濯物が半分の時間で乾く」といった違いはないので、その点は安心して価格を優先できます。
実売価格と在庫状況が異なる
2機種を選ぶうえで、最も大きな判断材料になるのが販売価格です。
CV-S71は旧モデルのため、在庫処分などで安く販売されていることがあります。
ただし、在庫が少なくなると、販売価格が安定しにくくなります。
一部の販売店では、旧モデルのほうが新モデルより高くなることもあるため注意が必要です。
価格を比較するときは、表示されている本体価格だけでなく、次の項目も確認しましょう。
- 送料が無料か
- ポイント還元があるか
- クーポンが利用できるか
- メーカー保証が付くか
- 販売店独自の延長保証があるか
- 発送までの日数はどのくらいか
- 新品、展示品、中古品のどれか
楽天市場では、ショップごとに価格、送料、ポイント、保証内容が異なります。
一見安く見えても送料を加えると高くなる場合があるため、注文確定前の合計金額まで確認してくださいね。
https://hb.afl.rakuten.co.jp/hgc/45b92160.5980077f.45b92161.82ba3b83/?pc=https%3A%2F%2Fsearch.rakuten.co.jp%2Fsearch%2Fmall%2FCV-S71%2F&link_type=hybrid_url&ut=eyJwYWdlIjoidXJsIiwidHlwZSI6Imh5YnJpZF91cmwiLCJjb2wiOjF9
https://hb.afl.rakuten.co.jp/hgc/45b92160.5980077f.45b92161.82ba3b83/?pc=https%3A%2F%2Fsearch.rakuten.co.jp%2Fsearch%2Fmall%2FCV-S71%2F&link_type=hybrid_url&ut=eyJwYWdlIjoidXJsIiwidHlwZSI6Imh5YnJpZF91cmwiLCJjb2wiOjF9
「-W」はホワイト系を表す記号
商品を探していると、「CV-S71-W」や「CV-T71-W」という表記を見かけることがあります。
末尾の「-W」は、基本的にホワイト系の色を表す色調コードです。
機能が追加された特別モデルや、性能が高い上位モデルという意味ではありません。シャープの公式通販でも、「-W」はホワイト系を示す色調コードとして案内されています。
そのため、CV-T71とCV-T71-Wは、別の性能を持つ商品として比較する必要はありません。
ショップによって末尾まで記載されている場合と、省略されている場合があると覚えておきましょう。
CV-S71とCV-T71の性能と使いやすさ
ここからは、2機種に共通する性能を詳しく見ていきます。
CV-S71とCV-T71の基本性能はほぼ同じなので、「どちらが優れているか」ではなく、「この性能が自分の暮らしに合うか」という視点で確認することが大切です。
コンプレッサー方式で梅雨や夏の除湿が得意
CV-S71とCV-T71は、どちらもコンプレッサー方式の衣類乾燥除湿機です。
コンプレッサー方式は、湿った空気を冷やして水分を取り除く仕組みです。
エアコンの除湿に近い考え方で、気温と湿度が高い梅雨や夏に力を発揮しやすい特徴があります。
また、ヒーターを使うデシカント方式と比べると、一般的に気温が高い時期の消費電力を抑えやすい点も魅力です。
梅雨の部屋干し対策、夏の湿気対策、洗面所やクローゼットの除湿などに使いたい方に向いています。
一方で、室温が低い冬は、気温が高い時期より除湿能力が落ちやすくなります。
シャープの取扱説明書では、室温が約18℃より低くなると、本体内部の霜を取るために、自動で送風運転を行う場合があると説明されています。
冬に使えないわけではありませんが、寒い部屋では乾燥に時間がかかる可能性があります。
一年を通して短時間乾燥を重視する方は、ハイブリッド方式などの上位機種も比較してみるとよいでしょう。
除湿能力は1日6.3Lまたは7.1L
定格除湿能力は、50Hz地域で1日6.3L、60Hz地域で1日7.1Lです。
除湿能力とは、決められた温度と湿度の条件で、1日に取り除ける水分量の目安です。
50Hzと60Hzの違いは、お住まいの地域の電源周波数によるものです。
一般的には東日本が50Hz、西日本が60Hzですが、境界付近では地域によって異なる場合があります。
対応する除湿面積の目安は、50Hz地域で木造8畳からコンクリート住宅16畳、60Hz地域で木造9畳からコンクリート住宅18畳です。
ただし、この畳数はお部屋そのものを除湿するときの目安です。
「何畳の部屋なら洗濯物が必ず何分で乾く」という意味ではありません。
衣類乾燥の時間は、洗濯物の量や種類、室温、湿度、干し方、本体を置く位置によって変わります。
衣類乾燥時間は約167分
CV-S71とCV-T71の衣類乾燥時間は、どちらも2kgの洗濯物で約167分です。
メーカーの試験では、Tシャツ3枚、ワイシャツ2枚、パジャマ1組、下着7枚、靴下2足、タオル3枚を含む、2kg相当の洗濯物が使用されています。試験環境は6畳相当で、実際の乾燥時間は使用環境によって変わります。
約167分は、およそ2時間47分です。
ただし、これは一定の条件で測定された数値なので、ご家庭でも必ず同じ時間で乾くとは限りません。
たとえば、次のような場合は乾燥に時間がかかりやすくなります。
- パーカーやデニムなど厚手の衣類が多い
- 衣類同士の間隔が狭い
- 洗濯物が重なっている
- 部屋が広すぎる
- 窓やドアが開いている
- 室温が低い
- 除湿機の風が衣類に届いていない
反対に、6畳ほどの閉め切った部屋で、洗濯物の間隔を空けて風をしっかり当てると、効率よく乾かしやすくなります。
約2.5Lのタンクと連続排水に対応
排水タンクの容量は、どちらも約2.5Lです。
タンクにはハンドルが付いているため、本体から取り出して水を捨てやすい設計になっています。
満水になるとサインで知らせ、自動的に運転を停止します。水があふれるまで運転し続けるわけではないので、初めて除湿機を使う方にも安心です。
ただし、湿度が高い日や長時間運転する日は、想像以上に早くタンクが満水になることがあります。
夜間や留守中に長時間使いたい方は、水を捨てる頻度が負担にならないか考えておきましょう。
CV-S71とCV-T71は、市販のホースを使った連続排水にも対応しています。必要なホースの内径は15mmです。
連続排水を使えば、タンクが満水になるたびに水を捨てる手間を減らせます。
ただし、排水先が本体より高い位置にあると、水がうまく流れません。
ホースを折り曲げず、排水先に向かって下り勾配になるように設置する必要があります。
コンパクトでも重さは約9.6kg
本体サイズは、幅303mm、奥行203mm、高さ524mmです。
床に置いたときの設置面積が比較的小さく、洗面所や部屋の隅などにも置きやすいサイズです。シャープも、CV-T71をほぼA4サイズの設置面積で使えるコンパクトモデルとして紹介しています。
奥行が約20cmなので、圧迫感を抑えやすいのも魅力です。
ただし、重さは約9.6kgあります。
片手で気軽に持ち歩けるほど軽いわけではなく、キャスターも付いていません。
本体には持ち運び用のハンドルがありますが、毎日1階と2階を往復させるような使い方では負担を感じるかもしれません。
リビング、洗面所、寝室など複数の場所で頻繁に使いたい場合は、あらかじめ移動経路を確認しておきましょう。
電気代・運転音・プラズマクラスターを確認
毎日使う家電だからこそ、電気代や運転音も気になりますよね。
ここでは、購入後の使い心地に関わるポイントをわかりやすくご紹介します。
衣類乾燥1回の電気代は約17円
メーカーが案内している衣類乾燥1回あたりの電気代目安は、CV-S71、CV-T71ともに約17円です。
衣類乾燥運転の消費電力は、50Hz地域で205W、60Hz地域で210Wです。1時間あたりの電気代目安は約6.4円または約6.5円とされています。
1回約17円として、使用頻度別に計算すると次のようになります。
| 使用頻度 | 電気代の目安 |
|---|---|
| 月10回 | 約170円 |
| 月20回 | 約340円 |
| 毎日1回・30日 | 約510円 |
| 毎日1回・365日 | 約6,205円 |
毎日1回使っても、単純計算では1年間で約6,205円です。
ただし、この金額はメーカーが採用している電力料金目安単価31円/kWhをもとにした計算です。契約している電力会社や料金プラン、運転時間、室温、湿度によって実際の電気代は変わります。
乾燥しているのに長時間運転し続けないことや、洗濯物の干し方を工夫して運転時間を短くすることが節電につながります。
運転音は強運転で40dB
衣類乾燥時の運転音は、強運転で40dB、弱運転で36dBです。
除湿運転では強が38dB、弱が36dBとなっています。
40dBは非常に大きな音ではありませんが、無音ではありません。
コンプレッサー方式のため、送風音に加えて機械が動く低めの音や振動が気になる場合があります。
日中に洗面所や空き部屋で使用するなら、大きな問題を感じにくいでしょう。
一方、寝室で就寝中に使う場合や、音に敏感な方は注意が必要です。
同じ40dBでも、部屋の広さ、床の材質、壁との距離によって聞こえ方は変わります。
本体が不安定な場所に置かれていると振動音が大きくなることもあるので、水平でしっかりした床に設置しましょう。
プラズマクラスター7000を搭載
CV-S71とCV-T71には、プラズマクラスター7000が搭載されています。
衣類を乾かしながら、部屋干し衣類の気になる生乾き臭を抑える使い方ができます。
また、洗いにくい衣類や、クローゼット、ソファなどの気になる臭いに対して、衣類消臭運転を利用できます。
ただし、プラズマクラスターだけで洗濯物が乾くわけではありません。
衣類乾燥は、除湿機能と送風によって行われます。プラズマクラスターは、主に臭い対策を補助する機能として考えるとわかりやすいでしょう。
また、臭いの種類や強さ、衣類の素材、風の当たり方によって効果は異なります。
「どんな臭いも完全に消せる」と考えるのではなく、部屋干し時の心強いサポート機能として活用するのがおすすめです。
内部乾燥とチャイルドロックも搭載
CV-S71とCV-T71は、どちらも内部乾燥機能を搭載しています。
運転後に本体内部を乾燥させることで、内部に残った水分を減らし、清潔に保ちやすくします。
内部乾燥を行っても、排水タンクやフィルターのお手入れが不要になるわけではありません。
タンクの水は使用後に捨て、汚れや臭いが気になるときは洗って乾かしましょう。
また、チャイルドロックも搭載されています。
小さなお子さまがいるご家庭では、誤操作を防ぎやすいのがうれしいポイントです。
2時間、4時間、6時間の切タイマーもあるため、外出前や就寝前など、必要な時間だけ運転できます。
衣類を早く乾かすコツと季節ごとの注意点
CV-S71とCV-T71は同じ性能を持っているため、乾き方の差よりも、使い方による差のほうが大きくなりやすいです。
ここでは、洗濯物をできるだけ効率よく乾かすコツをご紹介します。
窓とドアを閉めて使う
衣類乾燥除湿機を使うときは、できるだけ窓とドアを閉めましょう。
窓やドアが開いていると、外やほかの部屋から湿った空気が入り続けます。
せっかく除湿しても新しい湿気が入ってくるため、洗濯物が乾くまでに時間がかかりやすくなります。
広いリビングより、洗面所や6畳程度の部屋など、閉め切りやすい場所で使うのがおすすめです。
浴室内は湿気が多く、電気製品を置くことに危険が伴うため、取扱説明書で使用できる場所を必ず確認してください。
連続排水のホースを浴室へ通す場合も、本体まで浴室内に置かないよう注意しましょう。
洗濯物の間隔を空ける
洗濯物を早く乾かすには、衣類同士の間に風の通り道を作ることが大切です。
たくさん干したいからといって、衣類をぎゅうぎゅうに詰めると、重なった部分に湿気が残ります。
こぶし1つ分ほどを目安に間隔を空け、風が一枚一枚に触れるように干しましょう。
厚手のパーカー、デニム、バスタオルは乾きにくいため、本体の風が当たりやすい場所に干します。
フードやポケットは裏返したり、開いたりすると乾きやすくなります。
本体の風を洗濯物に当てる
CV-S71とCV-T71のルーバーは、上下方向を手動で調整するタイプです。
洗濯物の下側や斜め下に本体を置き、湿気が残りやすい部分へ風を当てましょう。
温かく湿った空気は上にたまりやすいので、洗濯物の下から風を送る方法が効果的です。
ただし、本体を洗濯物に近づけすぎると、吸込口や吹出口をふさいでしまうことがあります。
カーテンや衣類が本体に触れないよう、必要な距離を確保してください。
サーキュレーターを併用する
洗濯物の量が多い日は、サーキュレーターを併用すると、乾燥ムラを減らしやすくなります。
除湿機が部屋の水分を取り除き、サーキュレーターが洗濯物の周りの湿った空気を動かしてくれます。
特に、端に干した衣類や厚手の衣類に風が届きにくいときに便利です。
ただし、サーキュレーターの分だけ消費電力は増えます。
それでも乾燥時間を短縮できれば、除湿機の運転時間が短くなり、結果として電気代を抑えられる場合もあります。
梅雨や夏は使いやすい
コンプレッサー方式は、気温と湿度が高い梅雨や夏に使いやすい方式です。
雨が続く時期の部屋干しや、洗面所、クローゼットの湿気対策に向いています。
ただし、除湿機はエアコンとは異なり、部屋を涼しくする機能はありません。
シャープも、運転中には熱が発生し、室温が上がると案内しています。
取扱説明書では、使用条件によって室温が2~5℃前後上がる場合があると説明されています。
真夏に人が長時間過ごす部屋で使用すると、暑さを感じる可能性があります。
衣類乾燥中は別の部屋で過ごす、エアコンを併用するなど、無理のない使い方をしましょう。
冬は乾燥時間が長くなることも
CV-S71とCV-T71の使用可能温度は4~38℃です。
その範囲内であれば冬にも使用できますが、コンプレッサー方式は低温時に除湿能力が低下しやすい特徴があります。
暖房を使っている部屋や、比較的暖かい洗面所なら使いやすいでしょう。
一方、暖房のない寒い部屋では、梅雨や夏より乾燥に時間がかかることがあります。
冬の部屋干しを最優先にしたい方や、一年中スピーディーに乾かしたい方は、コンプレッサー方式とデシカント方式を使い分けるハイブリッド方式も候補になります。シャープもハイブリッド方式を「1年中スピーディーに乾く年中速乾タイプ」として展開しています。
条件別にわかるCV-S71とCV-T71の選び方
ここまでの内容を踏まえて、どちらがご家庭に合うのか、条件別に整理します。
価格を重視するならCV-S71
基本性能が同じなら、購入価格を抑えたいと思うのは自然なことです。
CV-S71がCV-T71よりも十分に安く、次の条件を満たしているなら、CV-S71を選んでよいでしょう。
- 新品未使用品である
- メーカー保証が付いている
- 信頼できる販売店が扱っている
- 送料を含めてもCV-T71より安い
- 返品や初期不良時の対応が明記されている
旧モデルでも、正しく保管された新品であれば、基本性能の面で大きく心配する必要はありません。
ただし、展示品や箱に傷がある商品、保証書が付かない商品は、価格だけで決めず、商品説明をよく確認してください。
価格差が小さいならCV-T71
CV-S71とCV-T71の価格差が小さい場合は、CV-T71を選ぶのがおすすめです。
CV-T71のほうが新しい世代なので、同じような価格なら、あえて旧モデルを選ぶ理由が少なくなります。
製造された時期が比較的新しい可能性があり、販売店の在庫や保証を選びやすいこともメリットです。
ただし、性能面ではほぼ同じです。
CV-T71に高い追加料金を払えば、洗濯物が大幅に早く乾くというわけではありません。
「新しさにいくらまでなら払えるか」を考えて判断しましょう。
1~2人分の部屋干しならどちらも候補
CV-S71とCV-T71は、コンパクトタイプの衣類乾燥除湿機です。
少量から2kg程度の洗濯物を乾かしたい方、1~2人暮らしの方、毎日こまめに洗濯するご家庭に向いています。
次のような使い方なら、どちらを選んでも大きな不満は感じにくいでしょう。
- 一人暮らしの毎日の洗濯
- 夫婦2人分の衣類
- タオルや下着を中心とした部屋干し
- 雨の日だけ補助的に使う
- 梅雨の湿気対策にも使う
- 洗面所など狭い場所に置きたい
「CV-S71は一人暮らし向け、CV-T71は家族向け」という違いはありません。
2機種の能力は同じなので、家族人数ではなく価格と新しさで選びましょう。
洗濯物が多い家庭は上位機種も検討
3人以上の洗濯物を毎日まとめて乾かす場合や、バスタオル、パーカー、デニムなど厚手の衣類が多い場合は、71シリーズでは物足りなく感じる可能性があります。
洗濯物の量が多いのにコンパクトモデルを選ぶと、何回かに分けて乾かすことになり、手間や運転時間が増えてしまいます。
シャープには、2kgの衣類乾燥時間が約80分、乾燥容量目安が約4人分とされる大容量モデルもあります。
次の条件に当てはまる方は、CV-S71とCV-T71だけでなく、上位モデルも比較してみてください。
- 3~4人分を一度に乾かしたい
- 週末にまとめ洗いをする
- バスタオルや厚手衣類が多い
- 乾燥時間をできるだけ短くしたい
- 広い部屋の除湿にも使いたい
- タンクの水捨て回数を減らしたい
本体価格は上がりますが、洗濯物を一度に乾かせることで、毎日の家事が楽になる場合があります。
購入前の注意点とよくある質問
最後に、購入後に「思っていた使い方と違った」とならないよう、注意点とよくある疑問を確認しておきましょう。
楽天市場では保証と販売元を確認する
楽天市場には多くのショップが出店しており、同じ商品でも価格や条件が異なります。
購入前には、次の内容を確認してください。
- 新品か中古品か
- メーカー保証が付いているか
- 保証書への販売店記載はどうなるか
- 注文履歴が購入証明になるか
- 初期不良時の連絡先
- 返品できる条件
- 送料と配送地域
- 延長保証の有無
- 発送までの日数
価格が極端に安い商品は、展示品、箱傷品、保証対象外の商品である可能性もあります。
商品名だけで判断せず、商品説明を最後まで読むことが大切です。
楽天ポイントを考慮するときは、期間限定ポイントか通常ポイントかも確認しましょう。
中古品は状態を慎重に確認する
除湿機は、本体内部に空気を取り込み、水をタンクにためる家電です。
中古品では、見た目がきれいでも、内部の汚れや臭い、フィルターの状態、水漏れの有無までは写真で判断しにくい場合があります。
中古品を購入するときは、少なくとも次の項目を確認しましょう。
- 製造年
- 使用期間
- フィルターの汚れ
- タンクの傷やひび割れ
- 異音や振動の有無
- 水漏れの有無
- 付属品の有無
- 取扱説明書の有無
- 保証や返品の可否
新品との価格差が小さい場合は、保証の付いた新品を選んだほうが安心です。
お手入れは難しくありませんか?
基本的なお手入れは、排水タンクとフィルターが中心です。
タンクに水を長期間残すと、ぬめりや臭いの原因になることがあります。
使用後はこまめに水を捨て、必要に応じてタンクを洗ってください。
フィルターにほこりがたまると、空気を吸い込みにくくなり、除湿効率が低下する可能性があります。
掃除機などで定期的にほこりを取り除きましょう。
詳しいお手入れ方法は、必ず取扱説明書に従ってください。
CV-S71とCV-T71の取扱説明書は、シャープの公式サポートページから確認できます。
CV-S71は型落ちでも大丈夫ですか?
新品未使用で、保証と販売店の対応に問題がなく、CV-T71より安ければ選んでよいでしょう。
主要性能はCV-T71とほぼ同じです。
ただし、長期保管品、展示品、中古品の場合は状態を確認してください。
また、旧モデルの在庫が少なくなって価格が上がっている場合は、CV-T71を選んだほうが合理的です。
CV-S71とCV-T71で電気代は違いますか?
公式仕様上、衣類乾燥と除湿時の消費電力は同じです。
衣類乾燥1回あたりの電気代目安も、どちらも約17円です。
そのため、同じ環境、同じ運転時間で使用する場合、電気代に大きな差はないと考えられます。
夜に使っても大丈夫ですか?
使用できますが、衣類乾燥の強運転では40dBの運転音があります。
音に敏感な方や、寝室で使う方は気になる可能性があります。
最初は日中に運転し、音の大きさや振動を確認してから夜間に使用すると安心です。
集合住宅では、壁にぴったり付けず、床が安定した場所に置くことも意識しましょう。
部屋を涼しくできますか?
CV-S71とCV-T71に冷房機能はありません。
湿度が下がることで体感的に過ごしやすく感じる場合はありますが、本体から熱が出るため、室温は上がる可能性があります。
夏に人が過ごす部屋で使う場合は、エアコンとの併用も検討してください。
連続排水はできますか?
どちらも連続排水に対応しています。
市販の内径15mmのホースが必要です。
ホースを使う場合は、水が自然に流れるように排水先を本体より低くし、折れや詰まりがない状態で設置してください。
長期間の連続排水を行うときも、ホースの抜けや水漏れがないか定期的に確認しましょう。
CV-S71とCV-T71の違いまとめ
CV-S71とCV-T71は、型番と発売された世代が異なりますが、除湿能力、衣類乾燥時間、消費電力、運転音、タンク容量、本体サイズ、重さなどの主要性能はほぼ同じです。
そのため、選び方はとてもシンプルです。
CV-S71がはっきり安ければCV-S71、価格差が小さければ新しいCV-T71がおすすめです。
CV-S71が向いているのは、性能が同じなら旧モデルでも気にせず、購入価格を抑えたい方です。
CV-T71が向いているのは、できるだけ新しいモデルを選びたい方や、CV-S71との価格差があまりない方です。
どちらも、梅雨や夏の部屋干し、1~2人分程度の衣類乾燥、洗面所やクローゼットの湿気対策に使いやすいコンパクトモデルです。
一方、3人以上の洗濯物を一度に乾かしたい方、厚手の衣類が多い方、冬も短時間で乾かしたい方は、大容量モデルやハイブリッド方式も比較してみてください。
購入時は本体価格だけでなく、送料、ポイント還元、保証、販売店、在庫状態まで確認することが大切です。
最後に、選び方をもう一度まとめます。
- 安く購入できるならCV-S71
- 価格差が小さければCV-T71
- CV-T71のほうが安ければCV-T71
- 1~2人分の部屋干しならどちらも候補
- 大量の洗濯物には上位モデルも検討
- 冬の乾燥速度を重視するならハイブリッド方式も比較
販売価格は日によって変わるため、気になるモデルが決まったら、同じ日に両方の価格を見比べてみてくださいね。
